かんたんに言うと
タイ古式マッサージは、服を着たまま床のマットの上で行う伝統的な施術です。セン(エネルギーライン)に沿った指圧と、セラピストによるストレッチを組み合わせます。ユネスコは二〇一九年十二月にこの施術を無形文化遺産に登録しました。
どんな施術か
動きやすい服を着たまま、床に敷いたマットの上で受けます。オイルは一切使いません。タオルにくるまれるものを想像していた方には、まずここが驚きになります。
セラピストは親指、手のひら、前腕、肘、膝、足を使って圧をかけ、そのあと手足を動かしてストレッチを行います。自分ひとりでは届かない角度まで伸ばせるのが、人にやってもらう意味です。
施術は足から始まり、脚、腰、背中、肩、首へと上がっていきます。首がつらいと伝えても足から始まりますが、これは順序を守っているためで、手を抜いているわけではありません。
なぜベッドではなく床なのか
ストレッチには固い面が必要です。マットレスは圧を吸収し、ストレッチのたびに沈むため、技術の効果がほとんど失われてしまいます。
そのため、二メートル×一メートルほどの空きスペースが必要になります。リビングであれば問題ありませんが、ベッドと机が入った狭いホテルのお部屋では確保できないことがあります。
スペースが取れない場合は、ベッドの上で無理に行うのではなく、オイル系の施術に変更されることをおすすめします。
強さについて
多くの方が想像するより、しっかりした圧です。固まっている箇所には痛みを感じることもありますし、ストレッチは自分で伸ばす範囲を超えます。
強すぎると感じたら、その場でお伝えください。遠慮ではなく、伝えていただいたほうが良い一時間になります。早い段階でおっしゃるほど効果的です。
施術後は、眠くなるというより、からだが軽くなる感覚になる方が多い施術です。そのまま眠りたい方には、オイル系のほうが向いています。
料金のめやす
- 60 施術時間
- ฿900
- 90 施術時間
- ฿1,100
- 120 施術時間
- ฿1,300
- 180 施術時間
- ฿1,800
よくあるご質問
- どんな服装で受ければよいですか
- 動きやすいゆったりした服装をおすすめします。短パンとTシャツが理想的です。ジーンズは膝や股関節が曲がらないため、施術の効果が大きく下がってしまいます。
- 痛くないですか
- しっかりした圧ではありますが、けがのような痛みとは異なります。固まっている箇所では響くことがあり、その感覚はセラピストが施術している間に和らいでいきます。鋭い痛みを感じた場合は、すぐにお伝えください。
- 妊娠中でも受けられますか
- ストレッチを伴うため、タイ古式マッサージは妊娠中の方にはおすすめしていません。ご予約時にお知らせいただければ、安全に受けていただける別の施術をご案内します。かかりつけの医師にご相談のうえでお決めください。